田あれば田に憂へ、宅あれば宅に憂ふ

田あれば田を憂い宅あれば宅を憂う(中略)田なければまた憂えて田あらんことを欲し、宅なければまた憂えて宅あらんことを欲す。

これは「大経」の一説です。
簡単に言えば、「田(食)、宅(住)という財産があればそれによって憂いを抱き、無ければ、また憂いを抱く」ということです。つまり、財産が無ければ不平不満のもとになりますが、財産があれば、誰かに盗まれはしないか、災害などで無くなりはしないか、という不安が出てきます。

このように考えると、財産があることは、必ずしも安心とは限らないことになります。人間は、時間やお金を持っていても、持っていなくても、常に不安を見つけながら生きているといえるのではないでしょうか。

そのような煩悩にとらわれる私たちに手を差し伸べてくださっているのが、阿弥陀様です。

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