浄土真宗 本願寺派 正敬寺

「日常」の記事一覧

田あれば田に憂へ、宅あれば宅に憂ふ

田あれば田を憂い宅あれば宅を憂う(中略)田なければまた憂えて田あらんことを欲し、宅なければまた憂えて宅あらんことを欲す。 これは「大経」の一説です。 簡単に言えば、「田(食)、宅(住)という財産があればそれによって憂いを […]

南無阿弥陀仏の意味

親鸞聖人が尊敬された中国の僧侶に、曇鸞(どんらん)大師と言う人がいました。親鸞聖人の「鸞」の由来でもあります。 その曇鸞大師の著作『往生論註』に「蟪蛄(けいこ)は春秋を識(し)らず」という言葉があります。 蟪蛄(けいこ) […]

浄土真宗にも「天国」はあるの?

誰かが亡くったとき、テレビなどでは「天国へいかれました」と言われることがありますが、浄土真宗でも天国へ行くのでしょうか?  他の宗教では、天国は死後の理想的な国の代名詞のようにされていますが、浄土真宗では、天国ではなく、 […]

人間は死んだらどこへいくのですか

先日、お母さんを亡くした中学生のお子さんに「死んだらどこへ行くのですか」という質問を受けました。テレビなどでは、「天国に行かれました。ご冥福をお祈りいたします」などと言われることがあります。 しかし、浄土真宗では「お浄土 […]

みんなちがって、みんないい

みんなちがって、みんないい(金子みすゞ) 少し前に、この言葉をよく耳にしましたが、 実は、お経の中にも同じ趣旨の言葉があります。 「青色青光、黄色黄光、赤色赤光、白色白光」(仏説阿弥陀経) 『仏説阿弥陀経』というお経には […]